今、ここ、わたし

今の私が考えていること、行動してること、

30代からの20年 その1

30代の頃に 仕事を辞めて結婚して な〜んにもしなくなってから 『何者か』になりたくて仕方がなかった。

何者でもない 焦りや寂寥感。
何者かになりたくて でも 何になりたいのかわからなくて…

仕事をしてる人は ちゃんと仕事しててすごいなって憧れてたし 趣味を楽しんでる人もいいなって思ってたし 結婚しちゃったから恋愛に溺れるわけにもいかないし 私は どうしたらいいんだろうと本気で途方に暮れていた。


40代になる時に 眼鏡屋の店主の言葉がフリーペーパーに載っていて (何だこの生意気なおっさんは)と思って興味を持った。
年上だし 社長だし 生意気なことを言ってても当たり前なのに なぜだか氣になった。

当時の私はメガネをかけていなくて だから行く用事もないしと思っていたところに東京からメガネをかけた友達が来るというので誘ってみた。

友達は自分の好きなメガネをすぐに見つけて購入していて その間に私は一人で色々とメガネをかけまくっていた。
眼鏡屋さんで伊達メガネを買おうと思って入ったことがあったけど似合う眼鏡が無くて 私はめがねなんか似合わないと思っていたのに このお店の中には似合いそうな眼鏡がいっぱいあって凄く楽しかった。

さて 友達が会計を済ませて帰ろうとしていると私に 店主が「目を測ろう」と言ってきた。
私は視力が両目とも2.0なので「目は良いのでいいです」と言ったら 食い下がってきて「イヤ 目ぇ悪いから ちょっと測ろう」と再度言ってきた。
「いやいいです」の押し問答の末に言われた言葉が「目が死んでるから測ったほうがいい」と のたもうた。

こちらとしては「!!??(・o・)(☉。☉)!」でビックリですよ。
初めましての客に対して「目が死んでる」とは…

かなりショックを受けて フラフラと検眼室に促されて椅子に座り目をみてもらうと 「軽い遠視と軽い乱視でプリズムがある。」と言われてそれを矯正するレンズをかけさせてもらうと 見え方が違って 楽になった。
そんなこんなでメガネを作ることにした。

これがeyewear shop北斗 の大川勝人さん
http://hoku10.net/
との出会い。
ここから私の運命が変わっていく。

長くなったので続く。